星を生かして優雅にリアリティを創造する研究家・天音(あまね)なおみです。
この記事では2020年9月2日の14:22に起きる、満月について解説します。
今回の満月は、数秘2が強く出ています。
2日の午後2時22分に起きるし、魚座は、二匹の魚をシンボルに持っていて、「ダブルボディサイン」と呼ばれる星座のひとつ。
もともと満月は、二重性をもつ月相です。
基本的には「新月からスタートしたことが成就する時」。
そして、ここからは「不要なエネルギーのリリース」を行なっていく、切り替えポイントですからね。
この記事では、
この満月からやっておくとよいこと
この流れを使ってスムーズに進められること
を紹介していきますので、ぜひお役に立ててくださいね。
動画でも違う視点からの解説をしています↓
満月図と満月のサビアン一覧表↓
この満月の特徴をまとめるとこの3点です。
- うお座11度の満月
- 2ハウスで起きる
- 天王星の影響
これらを順番に解説していきますね。
目次
満月のサビアンシンボル 魚座11度「光を探す男たち」
魚座は「スピリチュアル」の星座であり、夏の終わりに起きる魚座の満月は、もっとも浄化パワーにあふれる満月です。
今回の満月が起きるこの11度のサビアンシンボルは、「光を探す男たち」。
1920年代にダウンロードされたサビアンシンボルなので、「男たち」というにわっと性差別的な言い方はしかたがありませんが、
より現代的な表現をするディーン・ルディアは「people(人々)」とし、また、岩だらけの細い道を歩いている、としています。
「光」とは、「神」や「啓示」の象徴で、そうした永遠の真実を一人ではなく、集団で探し求めている情景を表しています。
11度は、当たり前の世界から飛び抜ける力を持ってるので、
ふつうの暮らしではとても手に入らない、究極的、秘教的な教えを求めあぐねる性格を持っています。
こうしたことから、精神的な修行や求道に縁の深い位置。
日本的に言うと、まるで修験道や山伏みたいな雰囲気なのです。
満月の太陽は、反対側の乙女座にいますが、乙女座の太陽は
「もっと完全な存在になりたい!」
という意識を強く持っています。
この太陽の意識を受け、完全な存在になるために、月は、なんとしてでも道を探そうとしているのです。
先日、私は乙女座にMCはじめたくさんの星を持ち、この魚座満月と同じ月を持つ、女性起業家とお話する機会がありました。
10年以上前のお若い頃から成功軌道に乗っている方ですが、たまにお会いするたびに感心するのがその成功にまったく甘んじていないこと!
いつ会っても、以前より、一層レベルの高いビジネスを手がけているのです。
こんな風に、魚座においてのこの度数は、やわらかさや優しさではなく、ストイックに素晴らしいものを探索する性質を強調します。
サビアンシンボルは、ひとつのサイン(星座)に含まれる30通りの意味の解釈です。
もし興味があったらこちら解説をどうぞ↓
2ハウスで起きる満月は、「持ち物整理」のススメ
今回の月の位置は、2ハウスで起きますので、2ハウスにあるものを手放していくようにすすめます。
2ハウスは、例えるなら、あなたが今まで手に入れたさまざまなものを溜め込んでいるストッカー。
ここがパンパンになっていますから、必要なものだけに断捨離していきましょう。
たくさん集めるのは、「趣味的なコレクションや研究のため」ということもありますよね。
そういう場合はよいのですけれど、そうでないのに<捨てられない>は完全にメンタル的な背景があります。
つまり
・不安だから、ものに囲まれていたい
・それに価値があると信じ込んでいるから
このような理由で集めたものがたまりすぎると、エネルギーのかたまりとなり、むしろあなたの「今後」を動きにくくしてしまう、足をひっぱる方向に働きます。
また、今回の満月は、そばに海王星がいることも関係して、
アディクション(中毒)
というキーワードも浮かびます。
具体的には、お酒や甘いもの、パワーや癒しのグッズなど、ラクになりたくて集めているものです。
それらは一見、あなたを癒してくれるように見えると思います。
しかし、くれぐれも、あなたの心身の健康を第一に考えて、もう一度見直してみてください。
満月のリリースを助けてくれる天王星の気づきをもらおう
この満月には、良いかたちで牡牛座の天王星が関わっています。
天王星は、改革やテクノロジーの星と言われていますが、本質的には「はっ!とする気づき」をもたらす星です。
そして、「ありのままの感情」「私たちの足元」を表す4ハウスにいて、それに関する気づきを起こすように作用しています。
この働きが、この満月の浄化を手伝ってくれるのです。
気づきは、私たちが当たり前だと思っていること、あるのが当然とか、動いているのがふつうだと思っている分野で起こります。
意識を働かせずにぼんやりとしている時、心が揺れない水面のように静まっている時に、ひらめきがもたらされるでしょう。
例えば、眠りの中、瞑想状態の時、バスや電車に揺られている時です。
それではここから、どんなリリースや手放しをするといいの?
満月は最大にふくらんだ状態で、この瞬間から欠ける方向に向かいます。
この動きに連動して、月が抱えたエネルギーが、だんだんおさまってきますから、
同時に、魚座に関するネガティブな感情をリリースし、エネルギーを入れ替えていくわけです。
魚座は、水のエレメント・柔軟宮で、物質的でない、霊的な世界を表します。
ひとつ前の水瓶座は、広く遠く見渡す視点を獲得して、人類全体の未来的な方向を、たくさんの人々に指し示したいと考えましたが
魚座にいたると、もうそうしたことにも関心を持ちません。
霊感が導くまま、エネルギーが流れるなりゆきに乗って、自分の行動をつくっていきます。
- うお座11度の満月
- 2ハウスで起きる
- 天王星の影響
これらを総合して、この魚座満月でおすすめの手放しを紹介します。
・思ったようにものごとが進まなくてイライラすることがあって、自分を責めたり、人を責めたりしないこと。怒りとイライラを手放しましょう。
→誰も悪くありません。タイミングや段取りがまちがっているだけです。
・「魔法」や「幸運」「サイキックパワー」を手にしたいと修行しているのに、マスターできずに困っていませんか?気持ちを沈めて、なぜそれが必要なのかを整理してみましょう。
→どうしても身につかないものは、あなたに必要ないものです。
・裏切られた体験の痛みから、「誰も信じられない…」と思っていませんか?その不安と不信感を手放しましょう。
→自分を信じられないから、信じられる人探しをしているのなら、いったんそれをやめてみましょう。
キーワードは
盲信からの離脱です。
もし一途に信じてきたことで、「それはどうやら真実ではない」「これからの自分の役に立たない」と感じたら、自分も人も責めずに、ただ、そっと、流れのままに手放しましょう。
この9月は、かなり多くの星の動きがあります。
特に注目なのは、以下の3点です。
1)今月後半の太陽の良角
→実際的な高い成果を出すチャンスです!
2)水星・金星の星座移動
6日には水星が天秤座、金星が獅子座に移動します。
3)火星と木星の逆行・順行
現在、木星・土星・天王星・海王星・冥王星が逆行しており、
10日には火星が逆行に
13日には木星が順行に
29日には土星が順行に転じます。
目まぐるしいようですが、案外に今月は気分良く、ものごとをしっかり進展させられる日が多いのです。
かえって9月末頃〜10月前半は、なかなかハードな星回りが続くので、
これに備える意味でも、好調な今のうちに不要成分の手放しと、現実的にメリットのある行動を意識していってくださいね。
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