10/114の10:04に、水星が蠍座で逆行を開始します。
これまでバリバリと改革的な知性を発揮する影響をもたらしていた水星ですが、
先の動きを読むと11月の半ばまで、さらにひと仕事もふた仕事もやってくれそうな予測です。
この記事では、その意義や起こりうるトレンドについて解説していきますね。
目次
水星が、ひんぱんに逆行する理由
水星は、コミュニケーションに影響する星ですが、まずは水星がたびたび逆行をする理由をお話しておきます。
それは単純に、水星のスピードがとても速いからです。
よって、伝言ゲームのミスや、先走り、カン違いがついて回ります。
水星は、「知性」や「情報アンテナ」を司るもので、もちろん、それらは正確であるに越したことはありませんよね。
ですが、仮に、水星を「新聞記者」に例えてみましょう。
ある情報が手に入った時、その真偽をどのくらい確認するか、情報がどのくらい揃った段階でリリースするか、はかなり微妙な問題です。
<絶対的な正確さ>にこだわっていたら、ニュースになるまでやっぱり時間がかかってしまう。
スピードを殺さないために、どこかの線で、見切り発車をするわけです。
そこである程度の確率で、早飲み込みが発生している、と思っておくとよいでしょう。
逆行は、何も、あなたを困らせるために起きるわけでなく、
今まで「こうだ」と理解していたことについて、ふりかえって修正する必要性があるよ、と知らせてくれているわけです。
蠍座や天秤座を進む水星の意義
蠍座や天秤座に滞在する水星は、ことに、人と人との間の情報伝達に強い影響をもたらします。
今回の水星の具体的な動きを一覧にすると
10/14 蠍座で逆行開始
10/28 蠍座から天秤座に移動
11/4 逆行から順行に
11/11 天秤座から蠍座に移動
こんな風になっているのですが、
この蠍座と天秤座の間をいったりきたり、というところには、とても重要な意味が含まれます。
水星は、天秤座にいる間は、広く情報を集めたり、人に相談する性質を持っています。
幅広くリサーチする性質なので、「これ」という決定をあまりしません。
ところが蠍座にいる間は、集めた情報を、自分の中でぐつぐつと熟成させていきますから、
それはいずれ「その人にとっての揺るぎないコミュニケーションや思考」へと変わるのです。
すると、
10/14〜28 蠍座での逆行
この時期は、固まりつつあったものをほどいていくプロセスです。
決まりそうだったものをもう一度見直し、ことに「お金が関係する約束」「契約手続き」の見直しの可能性が高くなります。
スキャンダルや、隠されていた不正が明らかになることも増えるでしょう。
同時に、この期間、あらたに押印が必要な重要な契約はあまりおすすめできません。
単純にやり直せる程度のことはよいのですが、契約ごとはいったん解消となる可能性が高く、その回復には11月中盤を待つようになるでしょう。
10/28〜11/4 天秤座での逆行
約束の前提となっていたデータの見直します。
急いで進めてきたことをさかのぼり、うまく噛み合わなくなった原因を探します。
あらためてデータを見直すと、ここで「情報不足」が見つかります。
去る9月の時点で、抜けていたものがあるようです。
特にリサーチ結果の集計ミスや、コミュニケーションをとるべき人に会いそびれていたなどが発見されるでしょう。
11/4〜11/11 天秤座での順行
新たに追加したデータ、リサーチや知見を織り込んで、確かな人脈を作り直します。
9月につながろうとしていた人脈や情報網をあらためて修復すると、さらにしっかりと、ふさわしい人につながれます。
11/11〜 蠍座での順行
さらに基盤が強くなった、深い思考やコミュニケーションや、契約の締結が実践されます。
この期間は、ビジネスの方向性を決定するにはとても重要です。
ざっと以上の流れとなっています!
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