星を生かして優雅にリアリティを創造する研究家・天音(あまね)なおみです。
この記事では2020年8月4日の0:59に起きる満月について解説します。
本年12月には、社会に大きな影響を与える、木星・土星が水瓶座入りを控えていることから、
この水瓶座満月の<先見の明>や<変革>を強く感じるでしょう。
今回の満月図は、太陽、火星、土星、海王星の4つの星が本来の宮(ホームサイン)に入っていますね。
こう言う時は「やたらにパワフルだけれど、どうにもならない」膠着や行き止まりを感じることがあります。
ただここからは、その緊張がゆるんでいきますから、安心してくださいね。
では、読んでいきましょう。
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目次
水瓶座の満月では、どんなリリースや手放しをするといいの?
満月はもっともふくらんでおり状態ですから、これから欠けていきますね。
この「欠け」と連動して、月が持っているエネルギーも、だんだんおさまって落ち着きます。
これとともに水瓶座に関わるネガティブな感情を手放し、エネルギーをリフレッシュしましょう。
水瓶座は、風のエレメント・不動宮で、ユニバーサルな理想を構築しようとするエネルギーを表します。
ひとつ前の山羊座は、ローカル性= ある地域に限定される特有の性質を示しているのですが、
水瓶座はそこから飛び出して、もっと広く遠く見通す視点から、未来的な方向を見つけ出し、たくさんの人たちに働きかけようとします。
以下、水瓶座座満月でおすすめの手放しを紹介します。
・変化に向かって先走りすぎ、足元がおろそかになっていませんか?もう少し落ち着いて状況を見るほうが美しい変化ができますよ。
・高邁な願望を持つゆえに、変わらない社会を批判していませんか?個人が理想を持つのは自由ですが、社会の理想はみんなで実現していきたいですね。
・これからどんな世界になるのか考えても考えても見えなくて、頭が痛くなっていませんか?仮に一歩遅れたとして、それが「ふつう」。それほど損なことはないのですよ。
・自由になりたいけれど、その責任を追うのはいやだと思っていませんか?いきなり遠くに行こうとするから怖いのです。手ぶらで近くに出かけてみるといいのですよ。
サビアンシンボル解説! 水瓶座12度「広大な階段に、たくさんの、様々に異なるタイプの人たちが立っている」
サビアンシンボルは、ひとつのサイン(星座)を、30分割して1度ごとの意味を解釈するものです。
山羊座は、高さをつくっていくサインなので、「上下関係」という立場ができます。
でも水瓶座は、人々をフラットに集団的に見るんですね。
「公平」と表現されることが多いですがそれだと単純すぎますね。
「水瓶座成分」を持っていない人には、かなりわかりにくいサインなのです。
詳しく表現するなら
水瓶座だけが、集団から飛び出して、離れたところからほかの人たちをひとまとめに見ているのです。
こうして、人の中に埋もれず、外から観察を続ける水瓶座は、12度で
たくさんの人たちの、それぞれのあり方、異なった段階や状況の違いを正確に見分けるようになるのです。
ただし、この尺度が、けっこう変わっているところがミソ。
山羊座の尺度は、「部長のほうが課長より上」など、「立場」とか「見た目の大きさ」など、誰が見てもわかりやすいのですが
水瓶座は、これと同じ尺度はぜったいに使いません。
では何を指標にするのかというと、
宇宙成分の高さ!
人類として進化しているかどうか!
エコ度!サステイナブル度!も大好きです。
そういうことから、この月は、まず私たちに
「古い尺度」ではなく、「新しい尺度」を使う必要性を感じさせます。
そして、それを使って、人々の違いや差を見分け、配置していくのです。
人をこれまでと異なった指標で評価する、と言えば、私はテレワークによる評価の変化を思いつきます。
テレワーク自体、とても水瓶座的ですが、こうしたことが普通になると
「何を持って働いているとするか?」
これががらりと変わります。
山羊座的な尺度では、きちんと時間通りに、ちゃんとした身なりで、決まった場所に出社することはかなり大事です。
しかし、水瓶座は、リラックスウェアでふらふら動き回り、思いついたところでキーボードを叩き、それでびっくりするような成果を出すのが好みですからね。
長期的には、確実に、水瓶座方向に変わります。
態度や、捧げた時間は、それほど評価されなくなるので、
「動作した効果」を数値ではっきり出すように、今から意識して、慣れておいてくださいね。
満月は、これまであまりに多くの情報が入り乱れたことを表す
月は「哲学の部屋」である9ハウスにあり、太陽は「情報の部屋」である3ハウスにあります。
サインは有益な情報のシェアが大好きな水瓶座と、自ら発信する獅子座ですから、知識や情報をインプットするよりも、アウトプットする激しい動きがあったことを表します。
牡牛座の天王星がTスクエアというかたちで満撃に干渉し、
思わぬタイミングで二転三転し、方向がなかなか定まらなかったし、このために壊れてしまった話もあります。
天王星は12ハウスにありますから、私たちにはよくわからない事情があるようです。
…とするとこれは、まるで「GoToトラブルキャンペーン」ではないですか。
もともと7月21日の蟹座新月は、「集団と個人のバランスをうまくとって」というメッセージでしたが、
メルマガでは予告をしていましたが、混乱波乱がかなり起きた2週間であったわけです。
この混乱は今がマックスで、これから全体的には、だんだんと鎮静化する方向です。
混乱とも言える状況で、漂って楽しむノマドな金星と、金策に手を尽くす水星
満月図の1ハウスには金星とドラゴンヘッドがありますが、金星が示す「若い年代」は、深刻な状況にありません。
サビアンシンボルが「森から出るジプシー」、海王星がスクエアの関係性を持っているために
バックパックひとつのような身軽さと敏捷さで、興味をひかれた場所を回って楽しんでいます。
こうした行動の中で、恋愛も含めて人との出会いはとても増えていきそうです。
ビジネスの水星は、とても重圧のある、8ハウスを逆行中の土星に睨まれており、契約事項や、借金の重さになんとか対処しようとしています。
「金運の部屋」2ハウスにいて、水星は、目下の細かいビジネスで利益を得ようと働いています。
11ハウスの牡羊座の火星とTスクエアなので、これまで手をつけていない領域も積極的に開拓しようと奮闘。
土星は重たいですが、好意的な支援もありますし、
新しいものを運びこんだり、やることを一つに絞らず多彩な細かい動きをすることで、
金運はそれなりに上がります。
ひとつひとつに反応せずとも、変わっていける
試行錯誤が多い時期でしたから、疲労を感じている方が多いでしょう。
新しいバランスを模索している時いろいろごたつくのはしかたない。
しかし、そのあらゆることに反応して疲れなくてもいいんです。
いつか、気がつけば、世界は新しい構造に変わりますが、
ベストな適応手段は、長期的に変わった先をみすえ、あわてず準備をしておくことです。
今から数ヶ月は、牡羊座の火星と山羊座の木星・冥王星・土星のスクエアが続きます。
工学やスポーツなどの特定の業界は、古いシステムとぶつかり合うようなはげしい調整を繰り返すでしょう。
これはなかなかたいへんですが、この役割を担うみなさまのご健闘をお祈りします。
詳しいことはこちらをもう一度読んでくださいね。
生まれ星座別アドバイス
獅子座、水瓶座
変えたくてうずうずすることがあるようですね。誰も止めません。ただ、ついていくかはわかりません。あなたひとりで行くことになったら、その時は思い切って好きなように切り替えましょう
牡牛座、蠍座
決心をひるがえさないタイプの人にとっては、とても珍しいことですが、決めていたルールを変えるきっかけがあるかも。たまにはそれも良いですよ。
山羊座、蟹座
頼まれていることが多くてフル回転。けっこう気も使うのですがあまりメンタルパワーは使わずに、筋トレの一種だと思って、体だけ素早く動かしましょう。
双子座、射手座
先の予定がはっきりしていなくても、器用なあなたたちには特段のストレスにはならないようです。さすがですね。みんなにウルトラCを見せてあげてください。
乙女座・魚座
人のための人づき合いが増えそうです。疲れを感じたら、少し距離をおいて、ひとりの時間を確保しましょう。おかげでみんなは喜んでいますよ。
牡羊座・天秤座
そろそろ出番の声がかかります。表舞台で暴れる役をふられるかもしれません。決して悪役ではないからその点は安心してください。本番は秋です。
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