有名人のホロスコープはどうなっているの?皇室の方々を読んでみました

 

あなたは、成功した人や著名人が特別な星の元に生まれているのかどうか、気になったことはありませんか?この記事は日本の皇族を何人かピックアップしてまとめて公開しています。

これらは2015年前後に、占星術を学んでいるみなさまのために読み例として書いたものなので、少し古い内容ですが、学習の参考になれば幸いです。

※出生時間について
できるだけリサーチし、「新聞などに掲載された情報」「メディアで占いを受け公開された情報」「自伝やインタビューで公開された情報」を元にしています。出生時間が不明の場合のホロスコープは、お誕生日の正午で出しています。

※表について
各人の記事終わりに掲載しているカラフルな表は、このホロスコープのサビアンシンボル一覧です。 サビアンシンボルについてはこちらの記事もおすすめです。

サビアンシンボル全リスト!要注意のサビアンはどれ?適職はわかるの?

ぜひじっくりご覧くださいね。

9月11日、秋篠宮妃紀子様のホロスコープ

アセンダントは母性の蟹座。
女性的魅力の金星は清楚な乙女座。
大和撫子かくあるべし。
月が獅子座なので注目されてもものおじしない。

印象的なのは、ICにぴったりとはりつく、4つの天体。
ICは、こころ、家族、規模が大きければ国を意味する。

太陽はトランスサタニアンが全てアスペクトしているので、スケールの大きな活動に向く。
太陽と冥王星はオーブ0度のコンジャンクションで、カリスマ性を持つ夫を暗示。
この太陽には巫女の星ヴェスタも寄り添っている。

職業を表す10ハウスにある土星には、キロンがコンジャンクションし、宿命的な責任のある仕事を請け負う。

MCにはぴったりとリリスがはりついていて、重要な仕事をこなすのに表に出ない。

 

2月23日、徳仁親王のホロスコープ(代126代天皇陛下)

2月23日がバースデイ、
徳仁親王のホロスコープ。

 

アセンダントにぴったりと獅子座の天王星。自分らしさ、人とは違う自己表現にこだわる。

普通ならわがまま、身勝手にもなりやすいが、このホロスコープの場合、天王星は労働の6ハウスのエネルギーをもたらすので、自己批判をしながら自分らしさをつくっていく。

1ハウスにはカリスマ性の冥王星が入り、対人関係の7ハウス太陽とオポジション。
秘めている資質と存在感を環境の中で磨き、見えるかたちに実現しようとする。
心霊的な、集合意識に訴えかける能力が高い。

6~8ハウスに全ての個人天体が集まっている。
他者優先で、人の役に立つことをとても大事にしている。
頼まれたら断れない面がある。
幼少時から忍耐強くしつけられ、「人生は修業だ」と言うようなストイックさを持つ。

6ハウスは、伝統の山羊座と自由の水瓶座の天体が2つづつ。
慎ましく生真面目ながら、伝統をそののまま引き継いでいくより、時代に合わせて刷新する気持ちが強い。外国訪問は大好き。

忍耐強くて弱音を漏らさないタイプだが、それに周囲が乗ってムリが普通になると行けない。
限界を超えると、天王星と冥王星が思ってもみないような強力な反発を表すだろう。
定期的にゆったり休むことが必要。

皇太子殿下の、縁ある女性を見ると非常に面白いことがわかる。
「好きな女性」の金星は、水瓶座で、火星と合。視野が広く、自立し、自分の主張を持つ女性。

しかし、「結婚する女性」の月は、山羊座で土星と合。
ルールを遵守し、控えめだが芯が強い。

雅子妃とは、雅子妃自身の金星が山羊座であることもあり、個人的な相性としてはかなりよいのが、太陽射手座・月天秤座の雅子妃のチャートは、広々とした世界で活躍するのによく、自分のセンスを生かして新しいことをなしたい希望がうかがえる。

立場を考えれば、皇太子の土星から来る重圧はたいへんなものだろう。
雅子妃とともにいると皇太子に内在する革新性がより強調され、活発な行動をとりやすくなる。

2017年の誕生日2週間前の新月は、このホロスコープの中で協力者や伴侶を示すディセンダント、雅子妃の土星の上で起こり、今朝未明の満月は太陽=冥王星にぴったりとコンジャンクションしている。誕生日を控え話し合いが持たれたかもしれない。自分の希望を通すためには品位を保つことが必要。

参考までに、雅子妃との相性図。

12月9日、雅子様のホロスコープ(データのみ)

11月30日、秋篠宮文仁親王のホロスコープ

11月30日がバースデイ、
秋篠宮文仁親王のホロスコープ。

ほとんどの天体が地下にあり、社会からの評判を気にせず、プライバシーを大事にする。

アセンダントに天王星・冥王星は、異色の存在感で、人の忠告なども意に介さない。
太陽射手座、月水瓶座で実に自由に飛び回りたい人。
いろんな点が、超超マイペースな人物を示している。

だが、唯一、高い位置にある木星が、ノーアスペクトという突然さで輝いていて、行儀よくもサービス精神にあふれた態度で公務に望み、金星や水星の状態をみてもある種のタレント性があるのでイベントやパーティー外交がとても上手。

天王星・冥王星は世代天体なので、時代の空気を背負って出生したという意味になる。
当時は日本空前の好景気「いざなぎ景気」がはじまった頃。2つのトランスサタニアンのコンジャンクションは変革を示すため、ある時を境に別人のように変貌する。

射手座の太陽とドラゴンテイル、水瓶座の月とリリス、魚座の土星とバーテクスが、それぞれコンジャンクション。月は海王星とスクエア。
これらは暗示することはとても神秘的な修行の道を暗示している。

生まれながらに出家が約束されたイメージ。
古代の女性皇族ならば斎王に。

12月23日、平成天皇のホロスコープ w.美智子妃殿下(上皇陛下)

12月23日がバースデイ、第125代天皇・明仁天皇のホロスコープ。

やさしげで、なりゆきのままに動くのが魚座の月の性格。
ただし、このチャートの場合は、向かい側にある海王星とトラインで入る冥王星が、強い意欲や精神的なタフさを与えている。

壮大で華やかな活動宮のグランドクロスを持ち、この4つの星の中でもっとも存在感があるのは、天秤座21度の木星で、どんな相手に対してもたいへん柔和に対応する様子が目立つ。 しかし、表から見えないところでは、非常に忙しく、体力の限界いっぱい精力的に動き回る。

夜明け生まれの太陽はアセンダントにあり、「首長」を意味する山羊座の1度。
生まれながらに天皇となる宿命は受け入れやすいものだったろう。

ハウスにあたる山羊座で土星と冥王星が合となる2020年の健康は不安。

生まれ年の1933年は、牡羊座天王星と蟹座冥王星のスクエアができていた。社会的に重要な立場にある人物は大天体を背負うため、牡羊座天王星と山羊座冥王星のスクエアが描かれた2011〜12年には、おおいに天分をふるったはず。

参考までに、美智子皇后との相性図。

天皇陛下と月の位置が1度しか違わないので、気持ちツーカー夫婦。
天王星とのゆるいトラインだけの陛下の太陽を、美智子様の木星・火星・天王星が盤石にサポート。

公的面では、美智子様が一緒にいるほど、陛下の面目がかっこよく、完成度高く、上がっていく。 プライベートの面でも、どちらかというと口下手な陛下の気分を美智子様が上手に表に引き出す。
(ちなみに、長子徳仁殿下の水星もこのあたりなので、殿下はご両親が無言であってもその気持ちを汲み取ることができる。)

美智子様の太陽は、もともと天王星・冥王星とのTスクエアだが、ここに陛下の火星が加わるとタイトなグランドクロスができ、猛烈な勢いで懸命に使命を果たす。

美智子様のホロスコープはかなり読みどころがあるので、よく出生図リーディングのサンプルにとりあげています。 参考にどうぞ。

記事を書いたのはこんな人

天音(あまね)なおみ

◆一般社団法人 星読みセラピスト協会 代表理事

口コミだけで600人以上の依頼が押し寄せ、専業主婦から占星術講師に。
その後、元・広告クリエイターのノウハウを生かして、
カウンセラー、セラピスト、コーチなど相談業の開業と成功をサポート。
起業2年で夫の年収を越え、社団法人を設立。
「エネルギーオタク主婦が年収500万」
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等の受講成果を導く。

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