皆既月食・半影月食は集団的カルマの浄化!占星術の「月食」の意味を解説!

天音(あまね)なおみです。

この記事では、占星術の「月食」に意味や働きについて解説します。

とてもミステリアスな月食は、集団的カルマや宿命性が強いもので、少し不安になりがちですが、意味を知っていると安心ですよ。

星読みを学びたい、あるいは星を使ってよりよい未来を創造したい方はぜひ押さえておいてくださいね。

月食と満月との違いをまず押さえよう!

月食は、見た目は、満月がほんのり赤暗く見える現象です。

世界の再生を示す日食のドラマティックさに比べたら、月食は淡く妖しげです。

少しオカルティックな波動の面からまずお話をさせていただきます。

太陽が放つ光は、全ての色を内包する輝く無色透明であり、「白」や「金」に表現されます。

地球は、その光の中から好んで「青」の波動を吸い込んでいます。

そして、残った「赤」の波動は、宇宙空間に漂っているのですが、月食の時には、それが濃縮されてて、月に投げかけられるのです。

この月食のあやかしの色には、大きな眩惑と秘密が隠されています。

太陽:地球:月の3つはすべて異なる次元にあるものです。

しかし、月食の時には男性性の太陽と、女性性の月のエネルギーが、時に地球上で混じり合うのです。

太陽が、地球を「生命の実験場」にしているのは、この月があればこそ。

月は子宮。

シリンダーを引くようにして、いのちを胎内に取り込んで、たっぷりと吸い込んだ満足に、赤く微笑むのが月食です。

月がすべて覆われるのは「皆既月食」、地球の影の薄い部分がかかるのは「半影月食」と呼ばれています。

時間帯によっては、見ていてもおそらくわからないくらいの変化です。

ただし、見た目にかかわらず、月食は、特殊な意味をもたらします。

月がためこむエネルギーの量が莫大なため、強い作用、あるいはその影響が長く続くのです。

エネルギーがあまりに大きいため、個人的な願いをかけたり祈ったりするには向きません。

私は月食満月の日にこんな体験をしたことがあります。

車で走っていたのですが、通いなれた道であるのに、曲がらなくてはいけない交差点を2つも直進し、ぐるぐる円をかくような遠回りでようやく目的地に…

満月には感性が敏感になって、盛り上がりも混乱も増えると知られています。

それが、月食はもっともっと作用が強く満月とはケタ違いなのです。

日食月食は、必ずしもその瞬間に何かが起きるものではありません。

しかし、古来からの伝承ではゆったりと安静に過ごすよう強くすすめられています。

 

 

 

日食や月食を起こすドラゴンポイント(ドラゴンヘッドとドラゴンテイル)は、「集団」に一気に働きかける性質で、国や社会などまとめて「みんな」に対する影響を与えます。

上の図で、Ascending node と書かれているのがドラゴンヘッド、Descending nodeと書かれているのがドラゴンテイルです。

影響は、月食の瞬間に起きるのでなく、後をひいて、しばらく持続し、「これから起きる何か」を示します。

作用は、およそ半年、中には2年以上影響するものもありますが、詳しくは、次に起きる「食」との関係など、さまざまな条件によって異なります。

 

古代に「不吉」として恐れられた、月食の本当の意味とは?

古くからある、オカルト的な占星術の考え方をご紹介します。

地球をとりまく空間には、あらゆる出来事がストックされている棚があり、月食は、そこから特定の荷物を降ろしてくるのです。

そして、「みんなで一緒に体験すること」を引き出してきます。

今回の予測はこれから紹介しますが、その前に、「受けとめ方」が大切ですので、まずそれについてお話をさせていただきます。

いきなりですが、ひとつ、質問させてくださいね。

こんな風に言われたら、あなたは、反射的にどう思いますか?

「これから、何かが起きます」

「なんだろう!すごく楽しみ!」とワクワク!

それとも、

「事件?地震?よくないこと?」と不安…

あなたはどちらに近いですか?

 

このような質問には、不安に傾く人のほうが多いのです。

特に日本人女性は、8割近くが不安タイプ。

さらに世相に大きく左右されますから、今ワクワクする人はほとんどいないのではないでしょうか。

スピリチュアルに理解がある方だと、

「あ、、ネガティブはよくないですよね…」と

自分つっこみをするかもしれませんね。

確かに、繊細で遠慮がちだと、押しの強い人に比べて、少し損だと感じる時があります。

でも現実には「慎重さ」はけっして悪いものではないんですよ。

その上、災害を引き寄せるほどのエネルギーでもありません!

(その程度で災害を引き起こすなら、地球はとうの昔に破滅しています。)

月食が、引き出す深層心理は、そうした個人の「連想」の階層より、もっと奥の、私たちは察知できない深みにあるもの。

国や民族まるごとで持っている、運命のようなものなんです。

月食のスケールの大きさがおわかりいただけましたか?

だから古代にはとても恐れられました。

星とともに精神的な探究をする古代の修行者たちは、月食の夜は、注意深くその光を避け、密室にこもって静かに過ごしました。

古代の人々は戦いに明け暮れていましたから、月食でやってくるエネルギーはかなりヘビーなものでした。

生きるのにギリギリなこともあり、無事や平安を心から願っていたのです。

 

宇宙は、時代や環境にふさわしい魂を送り込んでいる

しかし、ここでお伝えしたいのは、けっしてそのことではありません!

反対に、それは今や迷信に近いと思う方が正しいです。

現代の、特に日本に生まれた私たちは、そうした古代人とはまったく異なっています。

なぜなら、宇宙は、時代や環境にふさわしい魂を送り込んでいるからです。

現代の日本人のほとんどは、生きるために生きるのではなく、「目醒め」や「魂の成長」を目的として、この世に生まれて来ています。

宇宙は、今、

「これを解決すると、あなたたちの覚醒が進むよ!成長するよ!」

という意図を持って、様々なことをもたらしているのです。

ぜひ、この機会をクリアして、さらなる目覚めの世界へとお進みくださいね。

記事を書いたのはこんな人

天音(あまね)なおみ

◆一般社団法人 星読みセラピスト協会 代表理事

口コミだけで600人以上の依頼が押し寄せ、専業主婦から占星術講師に。
その後、元・広告クリエイターのノウハウを生かして、
カウンセラー、セラピスト、コーチなど相談業の開業と成功をサポート。
起業2年で夫の年収を越え、社団法人を設立。
「エネルギーオタク主婦が年収500万」
「2000円セッションのカウンセラーが30万メニューを続々契約」
等の受講成果を導く。

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